「伝わる文章」と「読まれる文章」は違う?
ニュースやSNS、メール、レビュー。私たちは毎日、たくさんの文章を読んでいる。…けれど、心に残る言葉はほんのわずか。
なぜ、特定の文章だけが記憶に残るのだろうか?
その秘密は「文体」にあった!
本書は文芸評論家・三宅香帆が、「文体」という謎を読み解く一冊。正しくてわかりやすいだけでは届かない、「人の心を動かす言葉」の技術を、本や日常の言葉から探り出す。文章がもっと好きになる、新しい「ライティング入門」。
《コンテンツ》
Chapter 1
惹きつける文体
・星野源の未熟力~問いを共有する
・森鴎外の寄添力~最初にしつこく「これは記憶だ」と伝える。
・しいたけ.の誘引力~最初に意味不明な言葉を放り込む。 …など
Chapter 2
先を読みたくなる文体
・村上春樹の音感力~読みたくなるリズムを使う。
・司馬遼太郎の撮影力~カメラだけで書く。
・谷崎潤一郎の気分力~「どう感じているか」をくっつける。 …など
Chapter 3
説得力を生む文体
・秋元康の裏切力~オチでひっくりかえす。
・さくらももこの配慮力~オチを先に書いてしまう。
・こんまりの豪語力~アンチに対するフォローを入れておく。 …など
Chapter 4
記憶に残る文体
・俵万智の合図力~カタカナで注目させる。
・J・K・ローリングの超訳力~「引用言葉」を拡大解釈する。
・清少納言の音合わせ力~似た音でそろえる。 …など
三宅 香帆
サンクチュアリ出版(2025/12/9)
新書判・320ページ
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