木の芽の宝石、春の速さを見る、醜い生きものはいない、風の指を見る、過去へ旅する…。自然をこんなふうに感じとってみたいと思わせる、宮澤賢治の57のことばをやさしく丁寧に紐といた一冊です。
「銀河鉄道の夜」も「注文の多い料理店」も、宮澤賢治は、おはなしの多くを自然から拾ってきたといいます。
それらの言葉から、自然を見る視点の妙や魅力をエッセイストの澤口たまみさんが優しくあたたかな目線で綴ります。
読めばきっと、こういうふうに自然を感じとってみたい、こんなふうに季節を楽しみたい、と思わせてくれるはずです。
■内容
プロローグ 宮澤賢治が教え子たちに伝えたこと
パート一 立ち止まってみる そばにある感動を見つける
パート二 感動するこころと向き合って 発見を言葉にする
パート三 新たな発見に出会う 視野を広げて
パート四 つまらないものはない 先入観を捨ててみる
パート五 暮らしとともにある自然 よりよく自然とつき合う
パート六 自然を見つめるこころ 幸せを願う
エピローグ 宮澤賢治が遺した、もうひとつの思い
澤口 たまみ
山と渓谷社(2023/2/13)
四六判・208ページ
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